ニートから一人暮らしを始める方法
ニートさんには実家暮らしの人が多く、「早く一人暮らしをしたいけどお金がない…」と悩んでいる人もたくさんいますよね。
今回は、お金がない状況からでも無理なく一人暮らしを始める方法について紹介していきます。
ニートから一人暮らしがしたいけど、現実的に厳しい?
ニートさんは経済的な問題もあって、家族と一緒に実家暮らしをしている場合が多いです。
とりあえずの生活は何とかなっていても、肩身の狭い思いをしていたり、家族と不仲で「とにかく実家を出たい!」と感じている人もたくさんいます。
でも、一人暮らしをするにはお金がかかりますよね。初期費用でも30万〜50万円。月々の家賃などを考えると、今の状況からはとても一人暮らしは難しいように思えます。
ですが、実はお金がない状態からでも安全に一人暮らしを始める方法はあるんです。
今回は、ニートさんがお金がないけど一人暮らしを始めるいくつかの方法を紹介します。あなたに合った選択肢がないか探してみてください。
ニートから一人暮らしを始める方法【お仕事探し編】
では具体的に、ニートからでも無理なく始められる一人暮らしの方法について見ていきましょう。
対策その@:住み込みの派遣やアルバイトを始めてみる
住み込みの派遣やアルバイトをすれば、明日からでも一人暮らしを始めることができます。
住み込みの仕事とは、勤務先が用意してくれた寮で生活しながら働ける求人です。
仕事内容には、全国各地の観光地にあるホテルや旅館のスタッフ、工場勤務、警備員、マンションやアパートの管理人などがあります。
寮は無料で貸してもらえるところもあり、勤務先によっては食事も出ます。勤務期間は、1週間から数ヶ月、1年間など好きな期間を選べるようになっています。
寮の部屋は相部屋から個別のアパートタイプまでさまざま。完全個室を選べば、一人暮らしの部屋とほとんど変わりません。
もちろん、時給もしっかり出ますので、まずは住み込みの仕事で実家を出たあと、お金を貯めて本当の一人暮らしを始めるというのもアリですね。
おすすめの住み込み仕事@:リゾートバイト(観光業)
全国各地の観光地で働ける住み込みの派遣アルバイトです。ホテルや旅館、遊園地やスキー場といったテーマパークなど、勤務先もさまざまです。
仕事内容も接客業から裏方業務までいろいろ選べるので、どんなタイプの人にも向いています。
おすすめの仕事は、ホテルや旅館の清掃係、レストランの皿洗いなど。完全裏方業務で初心者の方が多く、アルバイト未経験でもOKです。
寮の部屋も相部屋から完全個室まで選べます。求人を紹介してくれる派遣会社に頼んでおけば、寮の部屋から勤務先を選ぶこともできますよ。
まずは、リゾートバイト専門の派遣会社に無料相談をしてみましょう。公式サイトでは一部の求人を見ることもできますよ。
以下に、人気の求人サイトを紹介しておきます。
アルファリゾート
< おすすめポイント >
- リゾートバイト初心者にもおすすめの派遣会社
- Web応募と電話だけで登録ができる
- 6ヶ月以上の長期勤務で時給1250円以上を保証
リゾートバイトを専門に扱う派遣会社です。スタッフへの対応が丁寧だと評判で、初心者にもおすすめできる派遣会社です。
応募はすべてWebやメールでの登録と電話だけで対応しているので、全国どこからでも紹介してもらうことができます。
途中で勤務先を変えたとしても、トータルの勤務期間が6ヶ月以上であれば、それ以降の時給額は1250円以上が保証されます。
福利厚生も充実しているので、初めてのアルバイトが不安という人にも安心ですね。
まずは、公式サイトから無料のWebスタッフ登録をしてみてください。派遣会社から連絡が入り、詳しい利用説明を聞くことができますよ。
リゾートバイト.com
< おすすめポイント >
- リゾートバイトのなかでも高時給な派遣会社
- Webでの応募、Skype面接にも対応なので、全国どこからでも応募できる
- リピーターはさらに時給アップの特典あり
リゾートバイトを専門に扱う派遣会社です。業界のなかでも平均時給が高く、時給1200円以上の求人もたくさん見つかります。
リゾートバイトの時給満足度・スタッフ満足度、ともにNO.1を獲得。リピータースタッフが多い派遣会社でもあります。
無料のスタッフ登録は、Webからの応募と電話・Skype面接などにも対応しているので、全国どこからでも仕事を紹介してもらえますよ。
まずは、公式サイトから求人検索をするか、1ヶ月以内に勤務を始めたい場合は電話連絡をしてみてください。
おすすめの住み込み仕事A:工場勤務
接客業が苦手、単純作業が苦ではないという人におすすめなのが、住み込みで働ける工場勤務です。
寮を持っている工場はかなり多く、派遣社員からアルバイト、正社員までさまざまな雇用形態で住み込みの仕事ができます。
仕事内容は簡単な梱包作業や検品、仕分け、作業アシスタントなど、未経験から簡単に覚えられる業務もたくさんあります。
寮の部屋もワンルームの完全個室タイプから社員寮など、タイプもさまざま。全国各地で住めるので、周辺環境にこだわることもできますよ。
まずは、工場系の求人を専門に扱っている派遣会社の求人サイトをチェックしてみましょう。
以下に、人気の求人サイトを紹介しておきます。
工場ワークス
< おすすめポイント >
- 製造業・工場系専門の求人サイト
- 常時全国17000件以上の求人を紹介している
- 寮付きで無料の求人も全国多数
- 入社特典でお祝い金がもらえることも
製造業や工場系を専門に扱っている求人サイトです。アルバイトや派遣社員、契約社員、正社員などのさまざまな雇用形態で求人が探せます。
無料で使える寮完備の求人を全国各地で見つけることができます。引っ越し代まで負担してくれる求人も。
求人サイトでは、履歴書や志望動機の書き方についても紹介されています。選考が苦手だという人も参考になりますよ。
まずは、公式サイトから求人を検索してWeb応募や電話連絡をしてみてください。
工場求人ナビ
< おすすめポイント >
- 日総工産が運営する工場系専門の求人サイト
- 製造業に強い求人サイトNo.1を獲得
- 寮付きで無料の求人も全国多数
- 入社特典でお祝い金がもらえることも
生産系を得意とする日総工産が運営する工場系専門の求人サイトです。自動車メーカーや大手メーカーなどの製造業にも強いと評判です。
雇用形態は、派遣社員・契約社員・正社員と幅広く、将来的にはメーカー正社員として登用してもらえる求人もありますよ。
無料で使える寮完備の求人を全国各地で見つけることができます。寮費がかかる場合でも、高くて6万円前後となっています。
まずは、公式サイトから求人を検索して応募するか、全国の登録会に参加してみましょう。
おすすめの住み込み仕事B:警備員
難しい仕事はやりたくない・体力には自信があるという人におすすめなのが、住み込みで働ける警備員さんの仕事です。
警備会社には寮付き求人もたくさんあります。完全個室のアパートタイプから数人でシェアする社員寮などいろんな形が選べますよ。
警備員さんの仕事は、夜勤なることも多いので夜型の人にもおすすめ。基本的には単純作業なので、難しいことを覚えるのが苦手な人にも向いています。
たいていの警備会社では、事前に簡単な研修期間があるので未経験からでも問題なく始められます。
以下に、人気の求人サイトを紹介しておきます。
アルバイトEX
< おすすめポイント >
- 10以上のアルバイト求人サイトを一括検索できる
- あらゆるジャンルの寮付き求人を探せる
- Webから簡単に一括応募ができる
- アルバイトが決まるとお祝い金がもらえることも
10以上のアルバイト求人サイトを一括で検索できる大型サイトです。警備会社以外にも、あらゆるアルバイト求人を全国から検索できます。
お仕事が決まると祝い金で3万〜10万円がもらえます。たくさん応募すると採用率アップの特典も。
寮付き求人だけでも全国で3万件以上がチェックできます。工場系やリゾート系など、そのほかの仕事を探したいときにもおすすめ。
まずは、公式サイトから求人を検索して1分で済む簡単なWeb応募をしてみてください。
対策そのA:社員寮のある会社に就職してみる
もし、正社員として働くつもりでいるなら、社員寮や社宅のある会社に就職するという方法もあります。
単純に正社員として就職するだけでは、お金が貯まるまでしばらくかかるので、いきなり一人暮らしするのは難しいですよね。
でも、社員寮や社宅がある会社であれば、入社と同時に実家を出て一人暮らしを始めることができますよ。
正社員になれば、収入も安定しますし、貯金ができて寮を出るときにも賃貸の審査が通りやすいのでおすすめです。
実は、ニートさんやフリーターさんの就職をサポートしてくれる就職エージェントもたくさんありますよ。
寮付きの会社についても調べてもらえるので、あなたの条件に合った会社を見つけることができます。
ちなみに、就職エージェントで受けられる求人の紹介・選考対策などのサポートはすべて無料です。まずは、公式サイトから無料会員登録をしてみてください。
以下に、おすすめのニートさん向け就職エージェントを紹介しておきます。
JAIC(ジェイック)
< おすすめポイント >
- 既卒・第二新卒向けの老舗エージェント
- 無料就活講座でビジネスマナーから面接対策までマスターできる
- 東京・横浜・名古屋・大阪・福岡などに拠点あり
いち早く既卒や第二新卒向けの就職支援を始めた老舗の就職エージェント。
個別カウンセリングはもちろんのこと、7日間ほどの集中的な無料就活講座でいちから社会人としてのスキルを磨くことができます。
就活講座を受けたあとは書類選考なしで優良企業20社と面接会に参加できますよ(何度でもOK)。
入社後も1年間にわたる個人サポートが受けられるので、定着率が高くて就職に満足できると評判です。
就職Shop
< おすすめポイント >
- 大手就職支援リクルートの運営する若者向けエージェント
- 未経験から応募できる求人が8,500件以上
- 書類選考なしで面接が受けられる
就職支援の大手企業リクルートが運営している、若者向けの就職エージェントです。
未経験から応募できる求人だけで8,500件以上の企業と契約していて、紹介してくれる企業は100%内部調査をしているホワイト企業のみ。
書類選考なしで面接が受けられるので、経歴に不安がある人にもおすすめ。利用者は10万人を超えました。
オフィスは全国10ヶ所にあり、相談もしやすいです。利用者の多くは20代ですが、年齢制限はありません。
いい就職.com
< おすすめポイント >
- 若者向けの就職支援では大手のエージェント
- 「初めての転職方法」や「面接対策」が無料セミナーで学べる
- 全国4拠点東京・大阪・名古屋・横浜にオフィスあり
既卒や第二新卒向けのなかでも、契約している求人数が多い大手の就職エージェントです。
就職活動についてのセミナーやイベントが充実しているのも大きな特徴で、全国のオフィスでは毎日のようにセミナーが開催されています。
面接対策やビジネスマナー講座のほかにも、企業の経営陣から実際に話が聞ける会社セミナーも実施。
求人の幅を広げたい人や就活に困っている新卒学生にもおすすめの就職エージェントです。
対策そのB:在宅ワークを始めてみる
外に働きに行くのはまだ難しいけれど、お金を貯めて一人暮らしをしたいというときには、自宅で在宅ワークを始めてみるのもいいでしょう。
最近は、在宅でもできる仕事内容がたくさんあります。パソコン一台、スマホ一台からでもできるので、あなたに合った作業を探してみましょう。
スキルがあるという人やこれから勉強したいという人は、デザインやプログラミングを使ったクラウドソーシング。
広告業で稼ぐYouTuberやアフィリエイトも、コツコツ積み重ねていけばお金になります。
今すぐに簡単に始めるなら、記事を書くライティングやデータ入力・データ整理、ポイントサイトの利用なども考えられますよ。
以下に、在宅ワークが探せる案件サイトを紹介しておきます。
ランサーズ
クラウドワークス
< おすすめポイント >
- 日本最大級のクラウドソーシングサービス
- 会員登録者数100万人の実績
- データ入力、ライティングなど仕事カテゴリは246種類
- 「事前仮払い制」で報酬システムが安全
サグーワークス
< おすすめポイント >
- ライティング特化型のクラウドソーシングサービス
- 記事作成の上位ライターとして働ける
- 高額報酬だから月30万円以上も夢じゃない
- ライター向けの勉強会やイベントも開催
対策そのC:派遣社員やアルバイトで貯金する
一人暮らしの資金に困っているなら、派遣社員やアルバイトをして貯金するという方法もあります。
派遣社員やアルバイトは一時的な働き方ですが、実は、正社員としての初任給よりも給料がいいこともよくあります。
高時給な仕事でフルタイム勤務をすれば、1ヶ月で20万〜30万円を稼ぐこともできますよ。
そこから生活費を差し引くとして、一人暮らしの初期費用30万〜50万円を2、3ヶ月で貯めることもできます。
引っ越しをしたあとの生活費をどう手にするかを考える必要はありますが、貯金する方法としては派遣やアルバイトもおすすめです。
ニートから一人暮らしを始める方法【テクニック編】
お仕事探し以外にも、ニートさんから一人暮らしを始めるときに知っておくと便利なテクニックを見ておきましょう。
対策そのD:ハローワークで失業保険を受給する
正社員として働いていた経験があるのなら、ハローワークに行って失業保険のお金をもらうこともできます。
まず、過去2年以内に、雇用保険被保険者の期間が1年以上ある人は、ハローワークで失業保険の受給を申請しましょう。
つまり、正社員や派遣社員として雇用保険に入っていた期間が1年以上ある人は、失業保険でお金をもらうことができます。
受給できる期間は約3ヶ月間で、1日に5,000円〜6,000円ほどです。
これだけでずっと生活していけるわけではありませんが、次の就職先が決まるまでのつなぎにはできますね。
失業保険の受給条件は複雑なので、自己判断するよりも雇用してもらっていた経験がある人はひとまず近くのハローワークへ相談に行った方がいいでしょう。
相談はすべて無料ですし、間違っていてもかまいません。
対策そのE:シェアハウスを格安で借りる
一人暮らしはしたいけど、「家賃が高い」「生活できるか不安」という人におすすめなのが、いま流行りのシェアハウスを使う方法です。
シェアハウスではプライベートスペースの個室とは別に、リビングやキッチンなどを何人かを共有して生活することができます。
たいていは同居人をコミュニケーションが取りたいという人が多いので、急に一人になるのは寂しいという人にも向いています。
また、都市部でおしゃれな物件の割には、月々の家賃が安く、生活費を節約したい人にも選ばれています。
- 日本最大手のシェアハウス専門の不動産サイト。初期費用は10万円以下
- 東京都内を専門とするシェアハウスの不動産サイト。家賃3万円からで家具家電付き
ニートから一人暮らしがしたいときによくある疑問
質問内容のまとめ:
貯金はどれくらい必要になる?
部屋の家賃や住む地域によっても違いますが、部屋を借りるための初期費用はだいたい30万〜50万円ほど。
そこへ新生活に必要な家具家電が10万円ほどで購入できたらいいかな、といったところ。
まだお金が足りないという場合でも、実際に住んでみたい地域の不動産サイトをチェックしてみるのもいいでしょう。
女性が一人でも始められる?
女性の場合であっても、上記の方法であれば安全に一人暮らしを始めることもできます。
最初はお金の不安があって、家賃を削ってかなり安い部屋を選ぶ人もいますが、女性の場合はセキュリティや治安などの安全面はしっかりチェックしておく方がいいでしょう。
無職でも審査は通る?
無職の場合は、正社員よりも審査が厳しくなりますが、まったく通らないというわけではありません。
通帳の写しを提出して「預貯金審査」を受けることがあります。家賃のおよそ1〜2年分の残高があれば、審査に通る可能性が高くなりますよ。
貯金がない場合でも、保証人の収入が安定しているならOK。保証人がいないときは一定額の料金を支払い保証会社を利用することもできます。