【これからどうなる?】ニートの将来と社会復帰していった方法を紹介!

【これからどうなる?】ニートの将来と社会復帰していった方法を紹介!

 

現在、ニート生活中。

 

このまま行ったら、将来どうなるんだろう?

 

ニートになってしまい、社会復帰への見通しが立っていないとき、このままだとどうなるんだろうと将来を心配するのは無理のないことです。

 

今回は、ニートになった人がその後、どんな将来をたどっていったのか、これまでの前例をもとに紹介します。

 

あなたが現在の生活を脱出するための方法として、あるいは「このままではいけない」という活力にもなるでしょう。

 

→ いち早くニートを脱出した先輩たちが使った秘密の方法とは!

 

 

ニートになった期間で将来の環境は大きく変わる!

 

ニートになる人にもいろいろな事情や状況があるように、脱出していく過程もいろいろあります。

 

その人の置かれている環境やサポートしてくれる人たちとの出会い、本人の心のありようにもよるからです。

 

今回は、こうしたニートの将来をあえてパターン化して見てみようと思います。分け方としてはニートになってからの期間を基準とします。

 

ニートになりたて、あるいはニートになってから数年の初期・中期タイプ。

 

ニート経験が十何年とつづき、35歳以上を超えた高齢ニートの長期タイプ。

 

ニートのまま生涯を終える、一生タイプ。

 

現在、ニートであっても将来の心配ありません。多くの人は初期・中期の段階で社会復帰できるからです。くわしく見ていきましょう。

 

 

ニートの将来その1:ちゃんと社会復帰していくパターン

 

ニートの将来として1番多いのがこのパターン。ニートになったばかりの人や数年目の初期・中期タイプに見られる将来です。

 

この時期のタイプとして、「このままで将来どうなるんだろう」「このままじゃダメだよなあ」といったふうに将来を本気で心配しているのが特徴です。

 

将来性に不安があるので、どうにか社会復帰したいとは思っている。けれど、不安が大きくてなかなか動き出せない状態にあります。

 

ですが、この不安や焦りがあるうちは、小さなきっかけがあれば将来的には意外とすんなり社会復帰していきます。

 

以下に、初期・中期タイプのニートが将来的に社会復帰するときによくみられるパターンを紹介します。

 

職業訓練や社会人スキルを身に付けて真っ当な正社員になる将来

実は、仕事経験なしからいきなり正社員になるという将来を見つけるニートも少なくありません。

 

なぜ、そんなことが可能かというと、正社員になる前に訓練する期間を経ているからです。

 

現在、ニートの将来の社会復帰を支援してくれる機関は意外にもたくさんあります。

 

そのなかでも特に、就職コンサルタントの就活セミナーで社会人スキルを学んだり、地域若者サポートステーションで職業訓練を受けたりすることで少しずつ正社員になるための準備ができます。

 

特定の技術や国家資格を取りたい場合は、ハローワークの職業訓練を利用する手もあります。

 

アルバイトで仕事に慣れてから就活を始める将来

ニートから社会復帰の第一歩としてアルバイトを選択する人も多いです。

 

とくに、上手に社会復帰していく人はアルバイトを仕事に慣れるための方法として選び、自信がついたら正社員になるための就活を始めています。

 

アルバイトを続けるだけではフリーターになってしまい、将来への不安はニートと大して変わりません。

 

アルバイトは長くても1年、だいたいは半年以内に就活を始めるとベストです。

 

アルバイトの仕事内容も簡単なものや長期間強いられる必要のないものを選ぶといいでしょう。

 

派遣社員として会社内で働くことに慣れる将来

働いてみたいけど、正社員はまだ怖いし、アルバイトは軽すぎると考える人が選ぶのが派遣社員です。

 

派遣社員は期間限定の働き手ですが、会社内で正社員と一緒に働けるので働く雰囲気に慣れることができます。

 

仕事内容も前もって決められたマニュアル通りのものが多く、それほど無理をする必要がありません。

 

案件によっては、派遣期間が終わったらそのまま正社員になる交渉をしてもらえる紹介予定派遣というものもあります。

 

また、派遣仕事を紹介してくれている人材派遣会社によっては、PCスキルやビジネスマナーなどのスキル上げの講座を無料で開いているところもあります。

 

知り合いの紹介で仕事先を見つけていく将来

主流ではなくなりましたが、人付けに仕事先を紹介してもらう人もいるようです。

 

親や親戚、近所の知り合いの人から仕事先を紹介してもらい、働きだすパターンです。

 

ニートであった状況などをわかったうえで雇ってもらえるので、不採用という心配がありません。

 

ただし、合わない仕事を紹介される場合があっても、知り合いの紹介なので辞めにくいというマイナス点もあります。

 

独立して仕事をしていく将来

少数派ですが、独立起業していく場合もあります。

 

現在ではインターネットビジネスが発展し、PC1台あれば、外に出なくても仕事ができます。

 

かなりの努力と向上心が必要になりますが、1人で立派な仕事を興していく人もいます。

 

 

ニートの将来その2:高齢ニートになって重い腰を上げるパターン

 

一般的にニートとは、15歳以上34歳までと定義されることが多いんです。

 

最近では、35歳以上の人を高齢ニートと呼ぶ言葉も生まれました。

 

高齢ニートは10年近くニート生活を続けてきた人も多く、初期・中期タイプの人とは考え方がだいぶ違います。

 

そもそも、どうしてこの年齢までニートを続けてきたのか。代表的な理由としては以下のようなものがあります。

 

  • 金銭的な問題がなかった(親の援助、生活保護を受けていた)
  • 社会復帰への焦りよりもニート生活への慣れが先に来た
  • 外とのつながり(知り合いなど)が極端に少ないので焦る機会がなかった

 

それでも、この年齢になってようやく重い腰を上げて社会復帰へ乗り出す人もいます。その場合のパターンを見ていきましょう。

 

アルバイトを始めてみる将来

高齢ニートの社会復帰は、多くがこのパターンです。

 

親の援助もこの年齢になると年金頼りになりますから、金銭的な不安が出てきます。

 

また、男性でもこのくらいの年齢になると一気に結婚の流れが強くなります。近所や知り合いの同年代がどんどん結婚していき、自分には孤独死の将来が見えてきたため、ようやく焦りだすパターンです。

 

ですが、この年齢になるとさすがに仕事経験なしから正社員は厳しくなります。

 

アルバイトなどでフリーターや若い人に交じって仕事を始めたり、工場勤務などいろんな年代の人が働いている職場に入ってみたりするようです。

 

知り合いに仕事先を紹介してもらう将来

仕事経験なしの状態から正社員が難しくなる年代で、どうにか正社員を探すなら人付けに紹介してもらうこともあります。

 

この年齢になると、親類や近所の紹介だけでなく、同年代の紹介もあります。

 

なかには、同年代で会社を興している人もいるのでそこに好意で入れてもらうこともあります。

 

ですが、さきにも言ったように紹介で仕事先をもらうとむげにはできません。

 

よほどしっかり頑張っていこうという人ならうまくいきますが、中途半端な気持ちでは交友関係と仕事をいっぺんに失いかねないので注意が必要です。

 

 

ニートの将来その3:一生ニートとして生きていくパターン

 

ごくごく少数ですが、一生ニートとして生きていく人もいます。

 

このタイプになると、どこか振り切れてもいるので長期の高齢ニートとも少し違います。

 

金銭的な問題がまったくない金持ちニートとしての将来

もともと、家がお金持ちで日常生活どころか、豪遊をしてもお金に困らないという人もいます。

 

たいていは派手好きです。質素な暮らしをしている人はほとんどいません。

 

両親もお金の使い方が荒く、成金でのし上がってきた人が多く、子供にお金の使い方や運用の仕方を教えていない場合が多いです。

 

なので、両親の稼ぎがなくなった場合にはすぐに破産してしまいます(また破産しやすい仕事をしている)。

 

仮に結婚して相手に稼ぎがある場合でも、これまでの豪遊癖が抜けずに家庭のお金を食いつぶしてしまう存在となります。

 

遺産があると言っても、きちんと運用して対策をしないと、日本の高い相続税ではほとんど残りません。

 

派手な生活のすぐ裏側に破産が待っている、とても危なっかしい生き方となります。

 

そもそもニートという自覚がない無感情ニートとしての将来

ニート脱出に最も大切なのは、自分がニートであることの焦りです。

 

ニート生活をつづけたくない、将来が心配でしょうがない人ほど、きっかけがあればすぐに社会復帰できます。

 

なぜなら、1秒でも早くニート生活を脱したいからです。

 

ですが、なかにはそもそも自分がニートである自覚がなく、なんとなくぼんやり生きているという人もいます。

 

ニートである自覚がないので、ニートを脱出したいという焦りもありません。

 

まわりにもニートであることを責める存在や社会復帰をうながす人がおらず、日々が過ぎていく生活です。

 

引きこもり生活が5年以上続いていて、家から出られない状態の将来

ニートと同時に引きこもりを起こしている場合もあります。

 

一時的に引きこもりになってしまうニートは少なくありませんが、5年以上の重度の引きこもりになると厳しくなります。

 

近所への買い物や遊びに行くなど、出掛けることが少しでもある場合と、5年間一歩も家から出たことがない場合とでも重さが違います。

 

引きこもりは家族だけで解決するのが難しく、同じひきコリの悩みを持っている人同士が相談してもほとんど意味がありません。

 

できるだけ早く、引きこもり対処の専門家に相談してください。

 

 

ニートを脱出したい気持ちがあれば、社会復帰は目の前だ!

 

ニート期間が長くなれば、社会復帰が難しくなるのは言わずともわかることだと思います。

 

ですが、同時にニートを脱出していく人の多くは初期・中期の段階で行動を始められます。

 

おそらく、この記事を読んでいるニートの人の多くが、この初期・中期タイプにあたります。

 

ニート脱出するためには、「社会復帰したい」という強い思いが大切ですから。

 

一生ニートになる人は、そもそも将来を心配したりはしませんし、ニートを脱出したいとも思いません。

 

あなたに、「今のままじゃダメだ」という気持ちがあるなら社会復帰はそれほど遠くありませんよ。

 

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