やりたい仕事に就けなかった大卒ニートに教えたい人生への4つのヒント

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やりたい仕事がある、その気持ちはとても素敵なものです。

 

それなのに、大学を卒業後、ストレートでやりたい仕事に就くことができないで大卒ニートになってしまう場合も少なくありません。

 

やりたい仕事への情熱が強いほど、その仕事をあきらめられない。かと言って、まだ経験も足りない。

 

他の仕事でつなごうにも、目指している仕事以外はやる気が起きないというのは当然の反応です。

 

 

今回は、やりたい仕事に就けずに大卒ニートになってしまった人へ、これからの人生の歩き方と仕事の見つけ方についてお話したいと思います。

 

 

 

やりたい仕事があるのに、どうしてそれを仕事にできないのか？

 

やりたい仕事があって、その仕事ができるところへ就職しようと努力もしてきた。なのに、結果的にやりたい仕事とは縁がなく大卒ニートになってしまった。

 

熱意もやる気もあったのに、どうしてやりたい仕事をさせてもらえなかったのか、不満と悔しさと大卒ニートになった自分への不甲斐なさに悶々としてしまうのもしかたのないことです。

 

どうして社会は、やりたい仕事のある人にその仕事をさせてくれないのでしょうか。

 

もちろん、やりたい仕事にたどり着く方法が他にあって、まだその方法に巡り合えていないだけなのかもしれません。

 

例えば、大卒ニートやフリーターの就活サポートの専門家である就職コンサルタントの力を借りれば、大卒ニートであろうとやりたい仕事や業界に就職することができます。

 

熱意は十分にありますから、あとは相性の良い会社や仕事を見つけてもらい、適切な選考対策を一緒に考えてもらえば内定率はぐんと上がります。

 

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それでも、キャリアや運のせいでやりたい仕事に就けないのであれば、この状況をどうとらえていけばいいのでしょうか？

 

 

 

人間には「今世で達成したい目的」がある！

 

人間は生まれてくる前に、いくつかの「今世で達成したい目的」を決めてくると言われています。

 

この目的は、「ギタリストになる」とか「億万長者になる」といった仕事内容や肩書などの物理的なものではなく、もっと抽象的な目的です。

 

例えば、「音楽で人を笑顔にする」や「何があっても家族を守る」、「子供たちの将来の可能性を広げる」といったものになります。

 

この目的はどうやって達成するのか、達成の方法が決められていません。

 

ですから、「音楽で人を笑顔にする」という目的をもってきた人がいるとします。

 

その方法はギタリストになることかもしれませんし、ステキな音楽を見つけて広めていく仕事かもしれませんし、素晴らしい楽器を作る職人になることかもしれません。

 

目的を達成するためにはこの方法（この仕事）でないとならない、といったことがないわけです。

 

さらに厄介なことに、この人生の目的は生まれると同時に忘れてしまい、なかなか思い出すことができません。

 

目的を達成できるかもしれない仕事に就いて、仕事を進めていくうちに思い出すものだと言われています。

 

人間は常に「人生の目的」に向かって導かれているものなのです。

 

 

 

状況の原因よりも、与えられた課題をどうこなしていくかが重要！

 

「導かれている」という表現を使うと、まるで一直線で目的へ向かっているように思いがちですが、そうではありません。

 

というのも、私たちが人生において失敗や寄り道、無駄な時間と思えているものすべてが私たちを導いている力にとっては「計画通り」なのです。

 

人生の目的を達成するには、それなりに人間ができていないといけません。

 

人間をつくるためにはいくつもの小さな課題が用意されていて、さまざまな経験、時間、知識が必要になります。遠回りに見えたとしても結果的には最短ルートを進んでいます。

 

では、私たちが人生で選択していくものも実はすべて決められていて、どんなに悩んでも意味がないのかと思えてきます。

 

ですが、人間個人の自由意志は確かに存在します。

 

用意されている小さな課題をどうこなしていくか、そこから何を得るかはその人次第なのです。課題から得たものによって次の課題のレベルが変更されます。

 

「今回はたくさん学んだから飛び級しましょう」「今回は愚痴ばかりで何も学べなかったので、同じ課題をもう一度やってもらいましょう」といった具合です。

 

なので、今この時点で、やりたい仕事に就けなかったことにもちゃんと意味があります。

 

あなたはやりたい仕事に就けないという状況を人生の中で1度、体験しておかなければいけなかったのです。

 

大切なのは、

 

その状況になってしまったことではなく、その状況からなにを学んだのか

 

ということです。

 

大きな挫折は大きな飛び級のチャンスです。今、世界で活躍する人たちも過去に挫折を経験しているのはそのためですね。

 

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人生を歩むのに必要なのは、たった2つのルールだけ！

 

では、まだどこに向かって導かれているのかわからない現在、これからどうやって生きる道を決めていけばいいのでしょうか。

 

守っていきたいルールは2つあります。

 

「直感を信じること」と「目の前の問題にだけ集中すること」です。

 

 

直感を信じること

理由もなく「こっちがいい」「こうしたい」と思った経験はありませんか？　また、いやな予感がするときやあまり良い印象を受けない人と出会うときもあるでしょう。

 

これらの理由のつかない感覚はすべて「直感」と呼ばれます。

 

人生の目的へつながる「小さな課題」にたどり着くには、この直感がとても重要になります。

 

小さな課題は学び取った内容によって飛び級もできれば、もう1度やり直しもあると言いました。

 

直感の鈍っている人は、新しい課題が目の前に来ていても素通りしてしまうことがあります。

 

もう現在の状況に学びはないはずなのに、なかなか新しい課題を見つけられずにいてしまうのです。

 

子どものときは理屈や損得を考えずに動けていたものを、大人になるにつれていろんなことを考えながら行動するようになってしまいます。

 

これは最終的に「直感が鈍っている状況」を引き起こします。

 

 

 

例えるなら直感とは、大きな本屋さんであなたに合った問題集を見つける手段です。問題集は難しすぎるものは解けませんし、簡単すぎるものは解く意味がありません。

 

直感は現在の状況にベストマッチした程よい難易度の問題集へあなたを導いてくれる、スペシャリストの書店員と言ってもいいかもしれませんね。

 

 

 

目の前の問題だけに集中すること

それと、間違えないようにしたいのが、直感は人生の楽な道を示してくれるものではないということです。

 

直感は人生の目的を達成するための小さな課題へ導いてくれるものであるため、ときには厄介ごとに突っ込んでしまったような気にもなります。

 

ですが、もちろん、この厄介ごともあなたには必要だから目の前に現れたものです。

 

嫌だいやだとごねている間は永遠に厄介ごとですが、どんとこいと受け入れたときにはあなたの人生をステップアップさせるジャンプ台になります。

 

 

 

では、この厄介ごとの対処方法についてお話しましょう。

 

多くの人は未来に不安を持っています。未来がどうなってしまうのか、誰にもわからないのにあれやこれやと想像して不安をどんどん大きくします。

 

あるいは、自分自身で未来を決めてしまって、その未来へ続く道まで想像し、「その道以外は歩かない」と頑なになってしまう場合もあります。

 

目の前にやってきた問題があっても、「これは自分の目指す未来には関係がないから手を付けたくない」と放置してしまうこともあります。

 

直感によって巡り合った課題は、必要があってあなたの前に現れました。

 

どんなに面倒と思えてもその問題を自分なりに解かないと、回避したと思ってもまた同じような課題がやってきます。

 

人間が不満を抱くのは、実は問題そのものではなく、この問題をこなしていった先にある未来や問題の意味がわからないことからくる不安なのです。

 

「この問題は大変そうだけれど、絶対に自分のためになるんだ」とわかれば、人間は問題の中に快感を見いだしていくだけの順応性を持っているといいます。

 

直感によって問題や課題を見つけたら「しめしめ」と思ってください。あとはがむしゃらに向き合うだけで終わったときには、人生が大きく動いています。

 

→　あなたの直感が「次の課題は就活だ」と叫んだら！

 

 

 

人生の法則を大卒ニートのこれからに応用するには？

 

「やりたい仕事に就けなかった」という現在の状況は、経験しなければいけないからなるべくしてなっている、ということでした。

 

大卒ニートになったのもやりたい仕事に就けなかったのも、あなたになにか不備があったからでもなく、運がなかったからでもありません。

 

人生に必要だから大卒ニートという状況、やりたい仕事に就けない状況を体験しているのです。

 

では、大卒ニートからの脱出という厄介ごとを解決していくためには、どうやって人生を進めていけばいいのでしょうか？

 

 

 

ここで登場するのが「直感」ですね。

 

直感の敵は「しなければいけないこと」です。
常識と言い換えてもいいかもしれません。

 

「これくらいの年齢になったら、一般的にはこうなっていなければいけない」という意識に縛られてしまうのはまったく意味がありません。まさに、直感が鈍っている状態です。

 

直感は、あなただけの正しい道を示してくれます。

 

それが一般的ではない道でも、あなたの直感がそう言っているならそれでいいのです。

 

いま、あなたには「理由は説明できないけれど、こうしてみたい」という思いはありますか？

 

どんなに小さなことでも、就職や就活、仕事に関係がなくてもかまいません。行ってみたい場所、やってみたいこと、合ってみたい人。

 

将来に関係がなさそうでも、直感はそれをやらせる（そこへ行かせる）ことで次の課題のきっかけを与えたがっているのかもしれません。

 

 

まだ、そうした思い付きがないのであれば、直感を鍛えることから始めるのもいいかもしれませんね。近年では直感を鍛える方法についても研究が進んでいます。

 

インターネットや書籍などでも関連するものがあるので調べてみるといいでしょう。たいていの直感を鍛える方法は、簡単でお金のかからないものです。

 

直感によってひらめいたら、とにかく行動に移すことです。

 

大卒ニートである現在、将来の不安要素はたくさんあるでしょう。就職や就活から脱線するようなことをのんきにやっていられないと思ってしまうかもしれません。

 

それでも、一般常識よりもあなたの直感の方がずっと賢いです。とにかく、目の前のことに集中してしまってかまいません。

 

今は便利な世の中ですから、思いついたことについてインターネットで調べれば関連する情報が次々に出てきます。

 

あとは、気になった情報を追いかけて、やりたいと思ったことをどんどん挑戦してみればいいのです。

 

もともと、「しなければいけない」という外部からの強制力で動くものではなく、自分の直感が発端で動き出したものですから心の負担も少なく済みます。

 

こうして、少しずつですが自分の人生の道を歩き始めると、知らないうちにどんどん加速していって悩んでいた自分が嘘のようにやりたいことだらけで心地よく忙しい日々になっています。

 

 

 

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